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X,Y軸だけref.(原点復帰)するスイッチを付けてみましょう。
MACH3のInput SignalsのInput#4を使ってみます。
Input#4にチェックを入れスイッチを接続したPort、Pinを設定します。
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Brainを作ったり編集するのは
Operator->Brain Editorをクリックします。
最初にファイル名を聞いてきますので
機能がわかり易いをつけましょう。
今回は(Ref_XY)としました。
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作り方の流れは
「入力がある」
↓
「入力があったらどのようなシグナルを送り出す」
↓
「シグナルが来たらどうする」
となります。
これをX,Y軸だけref.(原点復帰)するに当てはめると、
「@Input#4に入力があった」
↓
「A入力があったらそのままシグナルを送る」
↓
「Bシグナルが来たらX軸原点復帰」
続けて
「CInput#4に入力があった」
↓
「D入力があったらそのままシグナルを送る」
↓
「Eシグナルが来たらY軸原点復帰」
今回は簡単なので比較したりの命令がありません。
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「@Input#4に入力があった」
ツールバーにある のアイコンをクリックします。
Add Inputのダイアログが現れ
Inputsをクリック->プルダウンメニューからINPUT#4を選択->OKをクリック
Input#入力を監視する項目が出来ます。
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「A入力があったらそのままシグナルを送る」
出来たINPUT#4をクリックすると 緑色に変わります。
緑色になっている状態で
ツールバーにある のアイコンをクリックします。
1 Input Lobeのダイアログが現れます。
No Operationにチェックを入れる->OKをクリック
Brainが処理できるシグナルを送る
項目(No-Operation Pss Signal(Lobe))が出来ます。
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「BX軸原点復帰」
出来たNo-Operation Pss Signal(Lobe) を
クリックすると 緑色に変わります。
緑色になっている状態で
ツールバーにある のアイコンをクリックします。
Add Inputのダイアログが現れ
ButtonPressをクリック->プルダウンメニューから1022-Home Xを選択->OKをクリック
X軸原点復帰する項目が出来ます。
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C〜EもX軸と同じようにつくりますがY軸ですから
ButtonPressをクリック->プルダウンメニューから1023-Home Yを選択->OK
をクリックとなります。
作成したBrainを保存します。
プログラムを閉じるときにファイルの上書きや未保存の警告が
出ないときがあります。
必ず保存をしてください。
保存先は
MACH3ホルダー内の「Brains」ホルダーに保存してください。
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動作試験をしてみる。
MACH3のメニュバーでOperator->Brain Controlをクリック、
作成したBrainが表示されないときは
Reload All Brainsをクリックします。
現れたRef_XY.brnを選択します。
Enabledにチェックを入れる
ViewBrainをクリックします。
INPUT#4に接続したスイッチを押してみると、
緑色に各項目が変化し処理されているのがわかります。
動作が確認できたらBrain Controlで
Ref_XY.brnを選択->Enabledにチェックを確認->OKをクリック
かなり癖のあるソフトですが、MACH3に付属してるので有効活用しましょう。
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注意事項Brainを再編集した場合は必ず
ReLoadし、BrainViewで動作を確認して
enableにしてください。
変更、削除するには
の部分の変更、削除
命令(赤帯)の変更はつながっている項目を
緑色にして、
ツールバーにあるのアイコンをクリックします。
現れたダイアログで変更もしくは削除が出来ます。
他の各項目の変更は項目をダブルクリックすると出来ます。
項目を削除するには下のほうから削除していきます。
マウスで削除する項目をクリックして
緑色にして
ツールバーにあるアイコンをクリックします。
下の階層に項目が残っていると削除できません。
また何回も変更削除を繰り返していると削除が出来なくなったりします。
事前に紙等にチャートを作っておいたほうがいいです。
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