ドライバーキット


エレメカホビーショップSECさんの2相ステップドライバーキットを組み立てる。


キット販売されている数少ない製品です。
キットなので少しとっつきにくいかもしれませんが
丁寧に半田付けをすると
40分ぐらいで完成します。

用意する工具は
半田鏝、半田、ラジオペンチ、ニッパー、プラスドライバーとテスター、
有ればピンセットです。
半田鏝は先の細いタイプを使用してください。

キットを作成する前にホームページから
資料をダウンロードして印刷して手元において作業しましょう。
複数台購入された方も
先ずは1台作って動作確認をしてから残りを作成してください。
最初の一台でコツや手順を確認しておくと
残りを失敗無くしかも早くできると思います。
自身でケースを作る場合にはドライバーICの放熱を
考慮したケースを作成してください。
今回はケースを作る時間がありませんでしたので
別売ですがヒートシンクも一緒に購入しました。

先ずは部品を確認しましょう、
白い紙の上にパーツを広げます。
抵抗は3種類あります。
抵抗の値はカラーコードでわかりますが
テスターでも確認して抵抗値ごとに分けておくの良いでしょう。
10KΩは1/6Wと1/4Wがありますが大きいほうが1/4Wです。

電解コンデンサーは極性があります向きに注意して取り付けましょう。

電子回路キットの基本は背の低いものから取り付けます。

このキットも例外ではありませんが、
ヒートシンクの止めねじと大きな電解コンデンサーが
干渉しますので、ICとヒートシンクは先に仮止めしておきます。
USBCNCと接続を予定していますので
カレントダウンを基盤で設定するために
表面実装のトランジスター(以下Tr)を最初につけます。

大変小さいTrなので半田付けの熱で
壊さないよう注意が必要です。

Trは裏面につけます。
布テープなどで取り付ける位置に仮固定をします。
セロテープ等ではテープが溶けて他の端子の
半田付けが難しくなりますので気をつけてください。

仮固定をしたら片側の足を
すばやく半田付けをし、丁寧にテープを剥がし
他の足も半田付けします。
次は抵抗を取り付けます。
基盤に印刷してある値を確認しながら
装てんし半田付けを行います。
抵抗に極性はありませんが向きをそろえておくと
付け間違え防止になります。

半田はあまり多く盛らなくても
この基盤はスルーホールタイプですので
穴に半田が流れて蓋をしたような
状態でもOKです。

多すぎる半田はランドからはみ出して
ショートの原因にもなります。


抵抗をすべて付け終わったら
セラミックコンデンサーです。

注意することは抵抗の
半田付けと同じです。


後は単調なので少し省略します。
次はディップスイッチです。
ディップスイッチの次は半固定ボリュームです。
次は小さい電解コンデンサーとターミナルブロックです
コンデンサーは極性に注意しブロックは事前に組んで
おきます。
ターミナルの次は大きい電解コンデンサーです極性に注意してくさださ
い。
ICをつける前にスペーサーを取り付けます。
ICを半田付けして完成です。
動作確認の前に今一度半田が回路パターンにはみ出していない
か、
浮いていないかを確認しましょう。

接続例は作成中です